まさに氷山の1角、ってやつ?
前をみてる間は後ろが見えないものだし、大人になってしまえば子供の目線も感性もわからなくなってしまうし。
どんなに感情を移入して、たくさんの話を聞いても、体験しない限りは完全にわかることなど不可能だろうと思う。
もうすこしで二十歳が終わる。
未成年という肩書を奪われてしまって、お酒もタバコもなにもかもが自由になってからおよそ1年。
この1年でわたしは何か変われたのだろうか。
なにも変わっていない気がする。
けれど、この1年は今まで生きてきた20年の中で一番新しい世界をみた気分だった。
わたしが無知だっただけなのかもしれない。
話には聞いたことがあるが、にわかに信じることは出来なかった世界を身近に感じたことがたくさんあった。
そんなひと本当にいるのか、と心の底では疑っていたことが、身近にたくさん起こった。
わたしだってまだ若いから、と、真似してみようかと揺らぐこともあるけれど、結局わたしには向いていないし楽しむこともできないのだろうなー。