メンヘラの友人がブログに「(自分のことを)友達は受け入れてくれている」と書いてた。
果たして自分は本当に友人のことを受け入れられているだろうか。
友人はいつも興奮状態で自分の話をするので、つまらないとかめんどくさいと思うことも多い。
オタクが好きな物について怒涛の勢いで語っている時と同じ感じがする。
会えば一方的に近況を語られるのはわかっているので、心に余裕のある時しか声をかけないようにしている。
ニコニコしながら相槌を打って『大変だったね』『すごいじゃん』『それが良いと思う』的なことしか言わないようにしている。
自分の話は質問が投げかけられればいくつか答える程度。あまり幸せそうに見えないように答える。
どこかでこの人はかわいそうな人だから優しくしないといけないと思っている。
こちらの気持ちに気付かれないように細心の注意を払いながら相槌を打つ。
きっと自分の性格上、この見下してしまう気持ちはどうにもならない。
かれこれ10年以上の付き合いの中で、何度も見下すのはやめようと思ったけどやめられなかった。
友人もプライドが高いので、もし見下されていることを知ったら傷付くだろう。
それでも心に余裕がある時は、話相手くらいにはなってあげたいと思ってしまう。自己満足のために。
友人は自分の話ができて満足。自分は友人の話を優しく聞いてあげる自分に満足。
お互い様ってことでいいのかもしれない。