2014-08-04

エクセルスクショ小説

我々は>>1が何故エクセルスクショをするのかという

疑問を解決するため、>>1の勤め先であるSIに向かった。

「まだ日本にこんなところがあったのか…」

わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。

小人が住むような小さなビル、ツギハギだらけの服を着るSEたち、

そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。

アジャイルだの、ルビーオンレイルズだの、シリコンバレーだので浮かれていた

我々は改めてSIの現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような机に居たのは老いたPMが一人

我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに

何度も土下座して詫びた。

我々はこの時初めて>>1を許そうと思った。

誰が悪い訳ではない、下請けSIの貧しさが全て悪かったのだ。

我々は>>1PMから貰った干し柿を手に、

打ちひしがれながらヒカリエへと帰路についた。

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