会社の目標があって、それを達成する事業部の目標があって、さらに割って部門の目標があって、課の目標があって、チームの目標があって、私の目標が決まる。
みんなが目標をクリアしていくと会社の目標が達成されて、それはいくら儲かるとか、市場規模をどのくらいにするとか、そういう感じで会社が成長していく。
いまの私の目標は、Aっていう商品を1000個作る、とかそういう系。これは上司が決めた。
私は1000個作ることができる。でも注文が来てないのに作ってはいけない。
そうすると私がどんなに作るということを頑張っても注文がなければ私の目標は達成できない。
注文をもっともらうために営業さんに商品のアピールをするの、今は上司がやっているけど自分で行きたい。
注文をもらえなかった原因を知りたい。
コントロールできない要因で評価が決まるのは悔しい。
うちにはAっていう商品の他にもいろいろ商品があるのだけど、ある日隣のベテランチームが担当していたBという商品の立ち上げでトラブルがあった。
だったら欲しいと思われるものを作ればいいのに、彼らはその商品を捨てた。
捨てたら仕事がなくなるので、彼らは私の商品に口出しし始めた。
商品は立ち上げ時期が一番大変なので、もう立ち上がってる商品Aはベテランからしたら楽チンなんだと思う。
ベテランが担当すれば、トラブルもなくスムーズにいろいろ進むから、商品の出荷数量目標にはプラスだと思う。
そして私の仕事がなくなった。
商品の作る数を営業さんと話し合う会議にも参加できなくなった。上司とベテランが代わりに行ってるから。
私、何のために何を目標にして働いてるんだっけ。
まさにいま起きている問題がこれだろうな。 老人世代が、次世代を名乗ってしまう問題。もそうだけど。 巨人たちがやってきて、子どもたちの仕事を取り上げてしまう。夢や希望...
給料のためだと思えば我慢もできるのではないかな?
給料のために我慢は出来ても、 将来のキャリアパスが描けないと早晩潰れるでしょ
住宅ローンと妻子のある人たちはそんな中でも潰れずにやってきている。甘え。
甘えと言うならそういう連中が定年後に無気力かするのも甘えでは