帰る場所がある、寝て起きてまた同じ人がいる。
それは、「夫」と結婚できたおかげだろう。
今思い返してみて、私がこの人と結婚したいと思うに至った理由は、2つだ。
勿論、お付き合いをさせて頂くに至った理由は色々とあるけれども、
人柄だとかあたたかいものを感じたとか、そういうものもあってのことだけれども、
決め手となったのはこの2つだった。
1つ目が、「この人に笑顔でいて欲しい」ということ。
笑ってくれるだけで、ああこの人はしあわせなのだと、とても満たされた気持ちになる。
多少嫌なことがあっても、笑ってくれたら許してしまえる。
出先で美味しいものを食べると、笑顔を思い浮かべてついついおみやげを手に入れてしまう。
これは単純に好きってことなのだろう。
2つ目が、「この人となら一緒に苦労できる」ということ。
でも、苦労はそうもいかない。
嵐がぴゅんとやってきたり、時には道に迷うこともあるだろう。
そんな時に、この人となら手を取り合って生きていけると、そう単純に思った。
それは多分、簡単なことではない。
相手が信頼できるか、尊敬できるか、などの色々な要素が、このたった1つの中に入っている。
私は夫と一緒に苦労できると思った。
この手をつないで、見失わずに生きていけると思った。
ただそれだけのことだけれど、それがとても大切なことだったと、
2人を取り巻く状況がちょっと雨降りの日には思う。
今日の釣り堀
これ、仮に釣りだとしても 言った側が惨めになるだけだからやめようぜ…。