別れる事を、終わる事を、破局する事を、壊れる事を、不信感を抱く事を前提としたリスク/リターンバランスの予測不可能な行為であると受け止めている
私たちは悲しくなったり、苦しくなったり、みっともなかったり、怒ったり、不幸になる例を見せられ過ぎて、恋愛に良いイメージを抱けていない
期待できず、リアルに成れず、冥いまどろみの中で日々の生活と、安全に生きていけるだけの精神的保給を得るだけの人生
誰も生きる事に真剣ではないし、誰も死の瞬間ですら自分を生きられない
そうだ、今や生や死ですら直面化できる題材ではないのだ