調理人に残業100時間超させた疑い ホテル書類送検:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASG3D5R27G3DPTIL01N.html
ホテル阪神(大阪市福島区)内の飲食店の男性調理人(54)に違法な長時間残業をさせたとして、西野田労働基準監督署は12日、運営会社の阪急阪神ホテルズ(同市北区)とホテルの総支配人(56)を労働基準法違反容疑で大阪地検に書類送検し、発表した。
同署によると、男性は昨年8月上旬に勤務中に倒れて病院に搬送され、翌日脳出血で死亡した。送検容疑は、昨年7月、男性に労使間協定で定めた月最大60時間を超える残業をさせたというもの。残業は101時間に及んだ。
総支配人は「忙しく、人手が足りなかった」などと説明したという。この飲食店では、ほかに2人が100時間超、1人が90時間超の残業を昨年7月にしていたことが判明、同署が労働実態を調べている。