2014-03-04

カネは借りた方が勝ち

現在、友人ひとりに数百万、もうひとりに数十万を貸している。

数百万の方は「すぐに返す」と言われてから1年が経過している。貸した相手が事業に失敗してしま収入が途絶えてしまった。

相手は逃げたわけではなく連絡がつき、返済する意思を強く持っているのででそのうち返ってくるのは間違いないが、想定していない複数のトラブルに巻き込まれた上、いくつか未解決のものもあるので全額返済のメドはたっていない。

数十万の方はもう貸してから3年以上が経過している。こちらを貸した相手もいつでも連絡が付く状態にあるが、本人に返す気があるのかどうか微妙な状況になってきている。

自分の中で返済しないことを何らかの理由で正当化しているのかもしれない。返済はいつでも構わないとは言ったものの、ここまで引き延ばされると不安になってくる。

金額的には前者の方がずっと多いが、借り手の対応を見ていると後者の方がやっかいな感がある。どちらも困ったもんに変わりは無いが。

自分しか通用しないロジックで返済しないことを正当化している可能性があることと、長年の間に催促を受けていないので、返さないことに対して自分の中では納得してしまっていて罪悪感など無い。というかかなり薄いのではないかと推測できる。

そういう状態にある人物に対して返済を求めることは、相手に返済しなければならない認識が薄いため、催促するにも精神的なタフさが必要になる。

やはりカネは借りた方が勝ちで、貸すものではない。以前読んだ本にあった、「大昔から金を貸さないで殺されたヤツは多数居るが、返さないで殺されたヤツは居ない」という文章を思い出す。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん