答え:息を止めろ。
詳しく書く。
物事を先送りするのは嫌だったり面倒だったりするからだ。
例として、客に「さっき送ったメールは間違いでした、申し訳ありません」と電話を入れることを考える。
今日の俺だ。今年度にすでに3回ミスってて、上司にもクレームが入ってり、すでに次は無い状態だ。なのに間違えたんだ。
どうするか。まず分解だ。
やることを再確認する。「客に電話で謝ること」。分解すると「電話番号を調べる」「受話器をあげる」「電話番号をプッシュする」「呼び出す」「謝る」だ。
なに、実際に実行するわけじゃない。分解するだけだ。実行するのは俺じゃない、未来の俺だ。
分解したら、紙に書く。一行づつ順番に。チェックリストみたいなもんだ。
次に、一番いやな所を探す。「電話番号をプッシュする」だ。その一個上に「息を止める」と書く。
あとは、実行だ。お前はチューリングマシンだ。紙にかかれたとおりにやれ。
息を止めるのはなぜか。息を止めると、脇目をふらなくなり、目的に向かう気持ちが強くなるからだ。
子供の頃の水泳の授業のとき、「息継ぎをせず何メートルいけるか」なんてやったと思う。
そんなとき「今日の給食なんだったけ」とか「国語の宿題やってねえや」とか、関係ないことを忘れて、ひたすら水をかいたと思う。
試しに、すぅっと吸い込んで息を止めてみろ。
もやもやした気持ちがなくなって、とにかく前に進まなきゃ、という気持ちになるはずだ。。。。ならないかな。俺はなるんだけど。
とにかく、やりたくないことは、アトミックなところまで分解して、一番いやなところを洗い出して、そこは息を止めて一気にやる。
ミスを書き出して原因をはっきりさせる。そして同じミスをしないこと。 どんなに息を止めたって結局ミスしてるんだから、まずは事実を認識しなせい。