ウィキペディアによると、軽度の知能障害は、知能指数は50~70程度。
中度の知的障害は35~50程度。
知能指数は、平均を100とした時の偏差をあらわすから、知能偏差値でいえば、25~35が軽度の知能障害、17~25が中度の知的障害、ということになる。
ところで、50が平均なので、25~35や17~25に対応する高いほうの知能偏差は、それぞれ65~75と75~83。
つまり、偏差値50の人たちにとって偏差値30が知的障害ということになると、偏差値70の人たちも逆の意味である種の障害とみなして良いということになる。
仮にそうだとすれば、東大や京大、東工大や一橋大の偏差値は概ね70だが、この偏差値は大学進学を志す人の中での偏差値なので、母集団に補正をかければ、さらに偏差値は高くなる。りっぱな障害者だ。
逆に、この人たちの集団の中に偏差値50の標準的な知能の人がごく少数入り込んだら、その集団の中では、標準的な知能の人は立派な知的障害だ。
何を言いたいかというと、自分は普通だ、と思っている人たちは、単に自分が含まれている集団に庇護されているだけだということだ。