東日本大震災を経験した一人として、皆さんには是非、準備しておいて欲しいものがあります。
それは、車を所有されている方に限りますが、車の燃料です。実際に被災するまでは「何だ」と思われるでしょうが、これが被災後、最も重要だと痛感したためです。
津波に車ごと持っていかれた場合はどうしようもありませんが、ギリギリ逃れた車は、皆さん、そして、皆さんの周囲の方々の多くを救うこととなります。
普段からの燃料が半分以下になる前の給油の心がけ、さらに最低20リットルはガソリンタンクを買って常備しておくべきです。被災後は、いつでも100km以上往復できる状態が、必要となるはずです。
「買い占め問題」「避難所問題」「生活温度問題」等、被災後発生する多くの問題を、一時的に凌ぐことができます。
老婆心です。
経験者の言葉には、3種類ある。 あの時便利だった。 実はあまり使えなかった。 あの時あればと、必要性を痛感した。 それぞれ最初に、「それまで気がつかなかったが」なんかが...