日本人は欧米人に大きく影響される。日本人は彼らの清潔さ、綺麗さ、美しさを取り入れ、それを自分たちの常識とする。
一方、それに対する価値観までは取り込むことができない、場合が多い。
美醜感だとか、汚潔感だとか、善悪感だとか、そういったものが相対的に不十分であるのだ目指している、憧れている善、潔、美に対して。
だから、その裏返しとして、悪、汚、醜へ上手に対峙することができない。
それらを漠然と、暗いもの、タブー、語るべきでないもの、と見做してしまう。これはどういうことか。
つまり、悪、汚、醜に立ち向かうことをせず、謂わば見て見ぬ振りをしておしまいにしてしまう事なかれ主義に安んずるということだ。
逃げているのだ、おかげで戦いもせず、乗り越えることもできない。
結果として、このような悪、汚、醜、に関する不具合、問題が生じても解決できないのである、それどころか見て見ぬ振りする逃避が主な解決策であると思い込み始めてしまいすらする。
この例は、日本人という蟻(専らよく働くから働き蟻、といったところだろうか)の身近に在る蟻地獄であり、
それはたとえば性犯罪である。被害者が訴えてもその声が聞かれないのは、そもそも周囲が聞こえない振りを大いにしている可能性が考えられる。
と、こんなことは日本人の間には無いだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20110814020323 欧米人と比較した上で日本の女性は痴漢を訴えにくいと論考しようとするなら 前提となるデータが誤っているから嘘 暗数は調査されていて、日本の方が申...