2011-07-13

ポルトガルの格付けが下げられている。

これで、ポルトガル赤字国債も、ギリシャ同様に、支援で買い支えなければならなくなったわけである

経済建て直しの為に、国内改革をやられてしまうと、自分達のビジネスが食われるということで、改革はしなくて良いが、赤字の垂れ流しは止めろというのが、ユーロ黒字国の本音である破綻国家には緊縮財政けが押し付けられる事になる。借金で首が回らない破綻国家に、本気で再建してもらっては困るが、赤字を垂れ流して破綻されるのも困るわけである

本気の改革をされると困るというのは、破綻国家国民の本音でもある。働きたくないし、税金も取られたくない。社会保障のばら撒きは続けろという本音を、そのまま放置していれば、黒字国家の縄張りを侵すような事態は、発生しない。

財政赤字は増えないように、だけど、本気の改革が始まらないように、というバランスを取りながら、財政支援を小出しにするというのは、結局、統一通貨という制度破綻を先送りするだけでしかない。

ユーロは、黒字国家は自国通貨建てに戻り、財政破綻国家けが残るという形で、近く終焉を迎える。

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