ブログやTwitterが炎上するのって、その「炎上」っていうのが一つのシステムなんじゃないか。
それで、システムと個が対立したら、個がどうしても敗北してしまうっていう(実名さらしとか)。
個が何かの社会的に不謹慎なコメントをしたとして、それが発火剤になって、
もちろん炎上をまねくようなコメントをする方が悪いっていうのは確かだろうけど、
それと同時にシステムからの被害者に個がなる、という構図もあるんだろう。
一方で、このシステムと個という対立は相対的なもので、固定的な関係性ではないのだろう。
つまり、個の中にもシステム的な部分があるし、また個がシステムを願望しているという側面もある。
たとえば、〇〇が悪いとか、〇〇はクズだとかいう言説があるけど、それは〇〇が個として存在するわけだから、
力関係的に言って、けっきょくシステムが悪いという事になる。