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はてなキーワード: 細雪とは

2015-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20150517142407

表現されている内容と、表現(=文章)そのものとが、もうどうしようもなく完全に調和して釣り合っている文章というのがあるんですよ。

まるでその文章以上にその内容を表現することが適切な文字列は他にないかのごとく。

実用書やハウツー本だとてにをはが多少前後したくらいじゃ表現内容は変わらないと感じられるだろうけど(日本語語順自由度が高い言語から)、小説だとそうはいかないことがあるんですよ。

極端なこと言うと、小説は要約できないんですよ厳密には。いや、要約文を作ることは可能だけど、トリミングされたそれはもう元の小説ではないんだ。

そういうことを思い知らせてくれるような小説ってもんがあるんですよ。例えば俺の時は『細雪』がそうだったけど。

歌の歌詞も一種の詩ですね。これは英語の詩に顕著ですが、ある程度韻を踏んでないと書いたやつの首を絞めたくなりますね。おさまりが悪くて気持ち悪い。

歌詞の美しい歌、この歌詞でなければダメな歌というのもありますよ。そういうのは替え歌にすると一瞬でぶっ壊れるか、そもそも替え歌が成立しないのですぐわかります

2009-06-02

古典

日本文学作品で、1冊だけ挙げるなら、

私は、谷崎の「細雪」というでしょう。

みなさんはなんですか?

2008-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20081025002507

割と小説らしい小説が好きなんじゃないかな。

心理描写が綿密で分かりやすかった作品といえば

ジェイン・オースティン高慢偏見」とか

E・M・フォースター「眺めの良い部屋」とかが思い浮かぶかな。

なんていうか小市民的であんまり壮大じゃないけど。女性で好きな人が多いような気がする。

ブロンテ姉妹の「嵐が丘」「ジェーン・エア」も面白かった。

「嵐が丘」は割とシュールだけど「ジェーン・エア」はストレート

国文学だと谷崎潤一郎の「細雪」とかも良いかな。

三島由紀夫豊饒の海シリーズも「春の雪」「奔馬」までは普通に楽しめるんじゃないかな。

三島由紀夫は他にも勧められる作品がたくさんありそうな気がするけど未読……。

J・アーヴィングの「サイダー・ハウスルール」とかも面白かった。小説らしい小説が好きな人にはアーヴィング面白いと思う。

ガルシアマルケス百年の孤独」も凄かったなあ。

あと、まっとうな小説から少し離れるけど、ジョージ・オーウェルの「1984年」の心理描写はパねえと思う。(笑)

「魔の山」はこのまえ再読して面白かった。主人公フラフラしながらも世界秘密に迫っていくような様子が凄いと思った。

読書歴が割と偏っているので、もっとまっとうな読書家の方の応援に期待します。(笑)

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