2023-06-22

人間生産出荷管理」という高度経済成長日本負の遺産

均質な労働力大量生産と出荷が日本高度経済成長を支えた根幹だ。

当人の望みとは無関係に、大学という労働力生産ラインの最終工程までの進学を社会実質的強要し、生産ラインから外れた者は爪弾きにし、新卒一括採用という製品出荷を迎える。

ここまでの仕組みを構築しているのに大学卒業という最終検品が雑なのは笑える。

時代が変わり、その生産ラインが生み出す製品価値がかつてほどの価値を持たなくなっても、過去成功体験を忘れられず、同時に変化を恐れ、過去と決別する判断を下す責任を恐れ、ガタの来ている古ぼけた生産ライン固執している。

この日本という美しい国(笑)がそうやって過去の栄光に縋って停滞している間に世界は先に進み続けていた。

最先端製品工場群は、ごく一部の部品工場を残して自滅した。

その部品工場も、他国から下賜された技術と金ではしゃいでいる。

なんというか、この国は有能な労働者を生み出す仕組みは作れても、有能な指導者を生み出す仕組みは作れなかったんだなぁ。

これから作れるようになるのかな?

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