ただ、声をあわせてのコールやら、立席で時にはジャンプしたり、全身ぐるぐる回すあれが苦手なのだ。
おっさんなので立ちっぱしは疲れるし、コールで声を出すのも気恥ずかしさも勝ってしまう。
そもそも、演者さんのパフォーマンスを観にきたのにあんなにぐるんぐるん回っていたら舞台を観ることも出来ないし本末転倒ではないのか。
いや、いくない。
後ろでおとなしく観ている私の邪魔なんだ。私の視界の八割を占めるでっかい身体を大人しく椅子にしまってくれ。
コールも知ってて当たり前という同調圧力を受けて、そんなんしらんねんと縮こまることしか出来ない。
そんな中、このコロナ禍で着席・発声なしのイベントが増えてきて、私みたいな陰キャオタクには非常にありがたい状況となった。
周囲が当たり前のように叫ぶコールを知らなくて申し訳ない気持ちになることもないし、
疲れて座っても気兼ねないし(元々座ってるし)、
ジャンプする人に視界を妨げられることもない。