2021-03-08

anond:20210308154543

公平とか搾取とか犠牲とかの話にするのは、マルクスがやった失敗の本質で、実は筋が悪い。

だって年収250万のやつに会社経営させると、やはり失敗する。一兵卒将軍仕事を任せるわけにはいかない。人間にはやはり個々人の能力に差があるわけ。

能力に差があるのに、報酬が同じだったら、それは不平等だろ。

 

マルクスはまだ、能力でなく血統が重視された貴族制時代を引っ張ってたから「貴族の代わりにブルジョワ」と言う論理を使ったけど、自由経済下では実はそれは成り立たない。プロレタリアートブルジョアの真似はできないから。人民平等は実は格差アンチテーゼにならないんだ。

 

じゃあ何が格差アンチテーゼかというと、治安や発展だ。

格差が広がると社会不安高まる

底辺層社会から排除すると、全体から確率排出される天才を活かすことが出来なくなる。

から底辺層には高所得者の金をばら撒き分配する。それが社会のためになる。

金を底辺層ばら撒かない高所得者非国民

こういう話にすべきなんだよ。

 

しかしこれ、左翼がめちゃくちゃ不得意な話。

右翼だったら「御国のために恩を返す」でまじで自発的にばら撒きが行われていたのだが、共産主義無き今リベラルにはそれができないからな。

から平等福祉を唱えながら、実は平等破壊するみたいな変な動きにならざるを得ない。

こういうところから現代リベラル凋落は起きていると俺は思う。

  • つまり自民党は左翼なのか

    • どっちを右左で呼ぶかは好きにすればいいけど、リベラリズム自称者たちほど保守的になっていくのはよく知られているね。左右の逆転現象。

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