2020-09-02

[] 「ウマ娘 プリティーダービー感想

お盆休みから1日1話づつウマ娘アニメを見たので、感想メモ

競走馬美少女だったら、競馬世界はいったいどうなるのか。それに正面から向き合った良作だった。第一印象としては、(ひたすらトレーニングという)努力、(チームスピカの)友情、(主人公とスズカの)勝利という三拍子そろった熱いアニメだった。一話から見て序盤は「競走馬美少女アイドルって意味わからん」と戸惑っていたが、ラスト三話くらいには「スズカ、止まるんじゃねーぞ!頑張れ!走れ走れ走れぇ!」てな具合に熱中して楽しんだ。

受話器がウマ耳に合わせて長くなっていたり、シューズハイヒールで(馬はつま先だけで走っていることににちなんでいる?)蹄鉄が打ち付けてあったりする。

一見すると凡庸アイドルアニメに見えて、意外と作りこまれているんだ。アニメリアル競馬勝負を下敷きにしているらしい。サイレンススズカリアルなウマとしてはケガから安楽死されたとアニメ視聴後に知った。競馬ファンにとっての夢が描かれていたと知ってこのアニメはやっぱり浅くないと思い知らされた。

さて、競走馬美少女にすると、競馬は芝生の上を走る陸上競技になるんだな。アニメでは馬券新聞を握りしめたオッサンや紙吹雪のように舞い散る負け馬券も描かれなかったけれど、どこに行ってしまったんだろう。

とにかく、暑くてかわいくて、いいアニメだった。

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