2020-03-23

新型コロナの謎を解く鍵

山中伸弥先生が新型コロナに関するサイトを開設した。

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

この山中先生サイトを閲覧していて、常々不思議に思ってきたことの2つの謎を解く共通鍵が見えたような気がした。

つの謎とは

・なぜ欧米に比べ日本など東アジアの国々の感染速度が低いのか

・なぜ日本国内で散発的なクラスター発生が起きているのに、日々の満員電車パチンコ屋でクラスター感染が発生しないのか

これらの謎を解く共通鍵が、山中先生サイト中の以下の参照論文

「Asadi et al, Aerosol emission and superemission during human speech Increase with voice loudness. Sci Rep , 9: 2348, 2019

(内容)

エアロゾルは咳やくしゃみだけでなく、会話でも放出される、さらに声が大きいほどエアロゾルは多くなる

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30787335/

にあるような気がした。

すなわち(無論思いつき仮説としてだけど)新型コロナ感染経路の最も頻度が高いのが「エアロゾル感染」であり、それは、口から飛ばされる唾などからエアロゾル中に長時間(3時間とも言われる)ウィルス生存し、密閉された空間では、それが他の人の口に入ってしま感染するものではないかということ(口ー口感染が最も頻度が大きいのではないかということ)。

前者の謎(欧米日本等の比較)では、手洗い等の文化要因ももちろん大きいとは思うが、さらに「パーティ文化」が根付いているかかにあるんじゃなかろうか。密閉された空間で口を開けている頻度が高いもの同士が大声で長時間発声し合う。そんな空間を日々繰り広げている。あるいは「激しい議論文化」が根付いているか否かもあるかも。当初中国での感染速度が早かったのは、パーティ議論文化ではなく、日頃でっかい声で口角泡を飛ばしながらコミュニケーションを取り合うスタイルからかもしれない。いずれも日本や(中国以外の)東アジアの国々にはない文化ではないか

そして後者の謎(ライブハウス屋形船クラスター感染が起きるのに、満員電車パチンコ屋でなぜ発生しないか)も同じ鍵。つまり口を大きく開けて発声しあっているか否か。満員電車パチンコ屋で口を開け続けているやつはあまりいない。

これが真だとすると、マスク着用は感染させない、感染しないの両面で効果あることになるかもしれない。口を塞いでいる点で。

  • つまり 三島由紀夫の演説を自衛隊の皆さんが無視したから 言葉は無力だと皆が諦めて 結果的に今回のコロナウイルスでは会話してる奴が少ないから感染者も増えなかったと

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