2020-03-03

道を聞かれた話

先日、麹町のあまり人通りが無い道を歩いていたとき地図を持った老婦人に道を聞かれた。

地図マーキングしてあるマンション場所を聞かれて「それならすぐそこですよ」とエントランスまで案内したけど、以前来たとき記憶と違うとのこと。

行き先の住所を聞いて地図アプリ検索してもヒットせず、さらに話を聞くと1~2時間も迷っていて、地図も先ほど近くの警察署で道を尋ねてコピーしてもらった物とのこと。でも住所や建物名に少々自信が無くなってしまったようで、軽くパニックに陥っている様子。

これは個人スマホ検索では無理だと判断して、「もう一度、警察に行って調べてもらいましょう」と促して警察署へ同行した。

改めて調べてもらったけどやはりその番地は存在しなかった。警察によると、先ほど渡した地図は聞いた建物名の一部から恐らくここだろうと当りを付けてマーキングしたらしい。

警察から「住所を覚え間違っているかもしれないので、正確な住所を知っている人に電話してもう一度確認しましょう」と提案されて老婦人携帯から電話をかけたけど、まだ落ち着かず聞き取りが危うかったので、途中から警察の人が電話を替わった。相手もいきなり警察電話に出て驚いたに違いない。

その結果、同じ有楽町線だけど降りる駅からして違っていたことが判明して老婦人も徐々に思い出してきたようだったので、あとは警察に任せてその場を後にした。

こういう場面でもっとスマート対応できるようになりたい。

平日の昼間にジーンズパーカーというラフな格好でビジネス街を歩いているおっさんに道を聞くのにも勇気必要だっただろうに、こちらもコミュ障気味で初対面の人に適切な話し方ができず、今になって「もう少し安心させられる言い方があったよなあ」と悶えている。

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