2019-02-25

ボードゲームカフェ経営が困難な理由

都市部だけではなく地方都市でも、ボードゲームカフェないしはスペースが増えており、業界の盛り上がりを感じるが、他方、廃業余儀なくされた店舗もある。この業態が難しい理由について、とりわけ地方においての理由も列挙する。

都市部地方共通

・回転率が悪い。

テーブルの回転率(1日の客数÷席数)は重要経営指標であり、カフェな4、5回転は欲しいが、短くて数時間、長くて営業時間いっぱいは在席されるので、席あたりの回転率は良くて1、2程度。であれば、客単価は普通カフェの少なくとも三倍程度は必要か。

飲食ボードゲームの相性が悪い

食べながらゲームするのは、難しいしコンポーネントが汚れる。同テーブル提供できるのは、せいぜい軽食ドリンクのみ。

・軽ゲー主体余儀なくされる

重ゲーは回転率を悪化させ、また、インスト時間を取られるため、繁盛店になれば、軽ゲー主体となるのは余儀なくされるが、ライト主体となり、固定客が付きづらい。

地方部に顕著】

・平日日中集客が困難

学生や平日休み社会人地方には少ない。

車社会

基本、地方民は車で移動するため、郊外立地なら広い駐車場必要なり、それなりの賃料が地方でも必要となる。

オープン会、自宅会との競合

十分なスペースと駐車場を備えた公民館などが格安で容易に借りらことができ、オープン会が盛んである。また、自宅でも比較的スペースがあり、個人宅でのクローズ会も盛んである

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