2018-12-09

外国人実習生労災死に関するメモ

外国人実習生2017年

274,233人の就業者

8名の労災

0.0029%

参考:

https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASLD34D3RLD3ULFA00R.html

日本2017年

65,550,000人の就業者

978人の労災

0.0015%

参考:

https://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/03roudou.html#hyo_1

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000209118.html

中国2017年

776,400,000人の就業者

38000人の労災

0.0049%

参考:

https://clb.org.hk/content/work-safety

https://www.statista.com/statistics/251380/number-of-employed-persons-in-china/

この数値をどう考えるべきだろう。計算ミス可能性や数値の根拠統計妥当性、年度のズレを無視すれば以下のことが言えそうだ。

外国人実習生労災死亡率は日本人のそれより高い。日本国内において外国人実習生不利益を被っている。由々しき事態だ。今後制度改善必須であろう。

ただ、外国人実習生派遣元の国の労災死亡率はどうなっているんだろう?

外国人実習生の少なくない数は中国から来ている。ご存知の通り発展著しく、労働安全も劇的に改善している国だ。

そんな中国と比べると日本の、労災死亡率は少なく、日本における外国人実習生労災死亡率も中国のそれを下回って見える。

このことから母国にいれば死んでいた命が、外国人実習生制度によって平均して0.002%救われていると考えることもできる。遠い異国で就業するストレス加味すれば悪くない数字かもしれない。今後日本人と同等の待遇保証するなら状況はさら改善する可能性もある。

推計が荒いか簡単に数値逆転しそうだけど、理想を語るためには少なくとも数値が必要だと思う。数値を元にしない議論イデオロギー対立に陥って誰もが損をしてしまう。

イデオロギーは無しにして、みんなはこの数値をどう思うよ?

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