2018-06-28

小4で漫画図書館運営した話

小学校四年時

ドッジボールに代わる休み時間の過ごし方を考えた俺は

から漫画を持ってきて読むことにした。我ながら中々のワルである

読んでいたのはスーパードンキーコングコミカライズ作品というキワモノ

それをクラスメイトメガネ君に見つかって珍しいから読ませてと頼まれて読ませてあげて以降

お互いの漫画学校に持ち寄って休み時間に読むというのが俺とメガネ君休み時間定番になった。

クラス漫画を読むなんてことをしていれば当然目立って、先生にチクられて怒られたら辞めようくらいに思っていたが

そうはならずに読書仲間が一人二人と増えていき、あっという間にクラス中に漫画の回し読みが蔓延した。

みんなドッジボールゴム飛びには飽きていたんだろう。

読書仲間の増加で漫画供給が追い付かなくなってきたので、俺は家にある漫画教室ロッカーストックした。

すると読書仲間もそれに追随してくれて教室ロッカーがあっという間に漫画だらけ。

更に女子少女漫画を持ってきだすと、漫画持ってない奴が図鑑段ボールで持ってきたりして

こうなってくると貸し借りのトラブルが発生するのは自明の理である

そこで図書委員だったメガネ君提案で貸出票と管理ノート作成

ここに4年3組漫画図書館が誕生した。

俺とメガネ君は貸出票の作成管理に追われて漫画を読む暇もなかったが、

お互いを館長・副館長と呼び合って楽しくやっていた。

漫画図書館の名声は他所クラスにまで広がり、俺はいい気になっていたが

クラスの奴が借りにきだした時点で、担任先生からストップがかかった。

先生クラス漫画図書館が運営されていること、その首謀者が俺だということを見抜いていたのだ。

教室漫画だらけなんだからバレて当たり前っちゃ当たり前なんだが……

先生は「授業に支障はきたしていない」「皆で楽しく図書運営している」といことで黙認していてくれたのだ。

ただ他所クラスにまで波及してしまっては担任一人で責任を負えない。

先生と俺との協議の末、4年3組漫画図書館は平和的に閉館することが決まった。

閉館後、本の紛失が0件だったことが俺とメガネ君の誇りである

  • ええ話や そんでもって漫画村擁護勢が漫画村と一緒じゃねーかってケチ付けに来る未来まで見えた

  • 良いクラスだったんだなあ すてき

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