2018-06-09

犯罪に対するフィクション責任を問う人達

クジラックスの件ね

あれってフィクションの中で描かれた手法を参考にして、実際に犯罪を犯したケースな訳じゃん

それで作者の側に責任を問うってどうなのかな? って思うんよ

犯罪手法って、要は犯罪を実行する際の道具みたいなもんな訳じゃん

包丁で人を刺した奴がいたとして、包丁を作った会社職人にも責任を問うのだろうか?

でっかい花瓶で人をぶん殴った奴がいたとして、花瓶を作った陶工や、そこに花瓶を飾った人に罪があるというのだろうか?

それともフィクションだけは例外だと言うのだろうか?

例えば独創的かつ効果的な犯罪手法が描かれたフィクションなら、話は変わってくるかもしれない

もしくは犯罪使嗾する表現や、読者から罪悪感を取っ払う仕掛けがあったというなら作者の責任があるかもしれない

だがクジラックスの当該作品(ごめんタイトル忘れた)はそういう作品だっただろうか

俺はこの件で作者を責める行為は、ただただ感情的なだけで、全く道理が通っていないように見える


ただこれ自体は俺個人の考えに過ぎないので、当然ながら反発する人もいるだろう

それでも、感情的理由大義名分に作者に自粛強制したり、ことさら発言晒し上げる行為は間違っていると思う

ネットでの炎上を利用して自分たち目的を達成しようとする行為は、その目的がどんなものであっても許される行為ではない

法治国家である以上、やるのであれば司法の場で争うべきだ

  • 道理はあるな 包丁は生活必需品 花瓶もまあ日常で使う品だし、人を殴るために使う物ではない クジラックスの漫画は必需品ではないうえに、ストレートに犯罪方法を示唆している

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