2016-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20160415223016

それぞれどのくらいの期間服用しているのか、どのくらいの量から初めて今現在どのくらいの量を飲んでいるのかが書かれていないので何とも言えないところではあるけど、診断名が「うつ病」で間違いないなら、

レクサプロ → いわゆるSSRIうつ病最初に処方する抗うつ剤としては妥当

エビリファイ → DSS。レクサプロ漸増していき十分量まで増量しても効果があまり見られなかったので追加されたものと推測。抗うつ剤エビリファイ少量(3mg〜15mg)を足すのはいわゆる「増強療法(オーグメンテーション)」と呼ばれる方法で、中等症〜重症うつ病、もしくは治療抵抗性うつ病で使われる。これもまあ治療ガイドラインどおりの処方という感じ。

サインバルタSNRIレクサプロエビリファイでも十分な効果が見られなかったか、もしくは抑うつ状態改善してきたものの「やる気、意欲」の改善いまいちだったため処方されたものと推測。

林先生は「抗うつ剤著効するのは内因性うつ病古典的うつ病である」という立場を取っていて、「抑うつ気分を伴う適応障害」などは「抗うつ剤があまり効かない」として区別している。

林先生井原裕氏の「うつの8割に薬は無意味」という著書を取り上げたこのコラムが参考になるかもしれない。

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