あのね、結婚して子供が二人できてやっと確信を持てたのだけど、どれだけキレイ事並べてもやっぱり男は顔ですよってこと
うちには3歳の息子と1歳半の娘がいるのね
1歳半ともなると顔から赤ちゃんぽさが抜けて、あぁこの子は大人になったら大体こんな感じの顔になるだろうなぁっていうのがわかってくるようになるわけ
そうすると、どうしてもやっぱりそこにダンナの顔が見て取れてしまうのね
わたしはみんなが名前を知ってるような会社の社内結婚だったんだけど、ダンナはそこそこの立場でお金もあって性格もすごく優しくて、お父様もそこの関連会社でさらにいいとこの地位に就いてるから一生安泰だなって思って、結婚したの
ただね、顔だけはどうしても好きになれなかったわけ
清潔にしてるしキモい顔してるわけでもないんだけど、なんというか骨格が好みじゃないというか、人によってはイケメンというひともいるというか
子どもたちもまだ小さいし、夜遅くに帰って来るとわたしと子どもたちが寝てるベッドに入ってきて一緒に寝るんだけど、どうみても同じ顔が3つ並ぶのね
朝起きてやっとの思いで準備してダンナを送り出しても、まだ同じ顔が2つ残ってて、しかも満面の笑顔で甘えてきたりするわけじゃない
人には母親似だねって言われることもあるんだけど、骨格がダンナと同じだから後ろからみるとどうみてもダンナだし、見えないはずの顔までダンナと同じ顔してるんじゃないかって思えてきてしまうわけ
なんだか、この先子どもたちを愛し続ける自信がなくなってきてしまって
自分だって人のこといえるような顔じゃないし、芸能人だとたまにいきものがかりに似てるって言われるくらいなんだけど、ダンナはわたしの見た目も好きって言ってくれてて、だから多分わたしが子どもたちにそんな思いをしてるなんて思ってもいないと思う
勘違いしてほしくないのは、イケメンかブサメンかということではなくて、その人の顔を好きか嫌いかということなんです
息子なんてどんどん顔が大人びてきて、そのうちダンナと同じ顔になってくるのだし、娘だってお化粧したところでどうしても面影は残るし、骨格はやっぱりなかなか変わるものでもないし
ダンナとは離婚出来ても、子どもたちと一緒にいる限りはどうしてもダンナの顔が見え隠れするわけなじゃい?
あぁ、あの時どうしてダンナの顔が好きになれない自分に嘘をついてしまったんだろうって
クリスマスケーキのロウソクを吹き消すダンナの顔に耐えられず目を背けてしまったのだけど、その先にも同じ顔があることに気付いてしまったショックを他の人に味わってほしくなくてこんなところに書いてみました
釣り針でかすぎね? つか男って何でそう顔ばかり気にするのかねえ
こだわりを解消するカウンセリングなどどうでしょうか。 時間が経つにつれ嫌いなものが違うものに変わることって結構ある。