アニメなりドラマなりでよくある設定で、主人公とかの師匠格にあたるキャラクターが死ぬパターンあるじゃん。
戦闘中に死ぬとか病気に冒されて死ぬとか死に方はいろいろだけどとにかく死ぬわけだ。
で、もともと真面目に師弟関係やってた主人公であればもちろん師匠の死を受けて遺志を継ぐためにより厳しい修行するし、
それまであんまり真面目に師弟やってなかった主人公の場合、これを契機に人が変わったみたいになって修行に励む、みたいなのよくあるじゃん。
アレって現実でも必ず起こるもんかしらと思ってたけど全然そうじゃなかったね。
俺の場合、恩師が亡くなってそろそろ4年経つんだけど、自分でも引くくらいなんにもしてこなかった。
いや一応研究もどきはしたよ。名ばかりの論文書いたりちょろっと学会発表したりはした。でもそんだけ。
亡くなった直後は妙に悲壮感に駆られて、これからは立派な研究者になるんだ! とか思ってたはずなんだけどね。
存命中もロクなことしなくて呆れられてたけど、亡くなってからもなんといって心構えが変わったりしてない。
そもそもフィクション作品みたいな師弟関係だったのか?
パンピーからしたら論文仕上げて、学会で発表したことある なんて聞いたらそれだけで学者さんだねすごいねってなるよ。