多分誤解されやすい部分として、君の主張は「秋葉原の人も、新宿二丁目の人も、在日の人も、マイノリティだから集合して政治的な力を持つべき」ってミスリードされる可能性があると思う。で、それはきっと反対されるし、ヘイトの対象になると思う。
君の主張の本意は今までの発言でよく分かる。棲み分け論を受け容れて、自分たちがマイノリティであることを自覚しつつ、他者の権利を侵害しない範囲で自分たちの権利を守るってこと。正しい主張だと思うし、よくものを考えてるとも思う。でも、それが強力な連帯関係になって、発言力を持つと、それに対抗しようとする言説も強くなる。
理想としては、マイノリティはマイノリティのままで声を上げて、それが届き、必要十分な規模で受け容れられることだと思う。受け容れられるかたちは、棲み分けかもしれないし、もう少し違うものになるかもしれない。でも君が求める権利は、権利団体を作って声高に主張しなくてはいけないようなものではない気がする。それよりも、こうしたマイノリティの声がねじ曲がらずにまっすぐに拾える制度を作る必要性を感じる。
俺の言葉も誤解されやすい部分があると思う。マイノリティであるがゆえに、オタクも性的マイノリティも在日外国人も、互いの立場を理解して譲歩し合えるはずってのは間違っていない。ただその共感が、拙速な同一化に向かうべきではないってことで、かなり微妙な問題だと思うんだ。
「お前オタクなら人種・国籍差別に反対する立場もわかるだろ?」は正しいけど、「お前オタクなら在日外国人の権利を守る主張に賛同すべきだろ?」は間違ってる。
何かの本に書いてあったけど、自由でありたいから不自由を受け入れる。って事だと思う。 マイノリティーのままで、生きていくために。自分とは考えたかの違う、ともすれば、反対の...
多分誤解されやすい部分として、君の主張は「秋葉原の人も、新宿二丁目の人も、在日の人も、マイノリティだから集合して政治的な力を持つべき」ってミスリードされる可能性がある...
そだね。利権団体は暴走しやすい。 というか、そもそも論として、秋葉原という地区を考えた場合、すくなくとも、秋葉原以外でも生じている貧困問題以外の問題って秋葉原には無いん...
秋葉原自体が、日本がマイナー文化を受け容れる国であることを象徴してると思う。そして重要なのは、今ある秋葉原の風土を作ったのは政治じゃなく、君みたいなファンダムの人たち...