教育実習行った時に、実習生全員で職員室の前の廊下にいったら、数名の男子生徒が輪になって一人の男子生徒を蹴っていた
蹴られてる男子生徒はすでに床に背をついてる状態で、状況だけ見たら袋叩きとか、そういう光景。蹴る方も蹴られてる方も無言。
自分は「職員室の前でやってるから、遊びかな?」とか考えた。いやそうじゃない、遊びならラインを超えてるし、はよ辞めさせるか教員呼んでこいって今じゃわかるんだけど、なぜかその時はイジメ=隠れてやるという固定観念と目の前の暴力的光景で堂々巡りして、パソコンで言えば処理中でパフォーマンスが停止してるみたいな状況になってた。
他の実習生も同じだったのか、皆、無言だった。
3分くらいずっとそんな感じで、男子生徒たちは蹴るのをやめて全員で教室に帰っていった。ずっと無言だった。
そのあとしばらくして、指導教員が職員室から出てきた。そのまま何も言わず、教育実習は終わった。
あれ、イジメだったよな……と今は思う。あの蹴られてた子に、目の前の大人に助けてもらえなかったという経験をさせてしまった。
それがアイデンティティで君らしさなんだよ 学生さんもらしさがあふれているね 自分らしく