父が放射線治療をしたのだが、放射線をした後にもう一回同じ場所に再発した場合
もう一回放射線をする事が出来ないと言われた。
放射線はそもそもの細胞自体にダメージを与えてしまう一度放射線を当てたところにやっても
ただダメージが蓄積されるだけということだった。
つまり俺は癌を病原菌みたいなものだと思っていたのだが「元々は正常な細胞」だったものが変異したものなので
それを手術で取り除いたり放射線をやるということは細胞自体が無くなってしまうということだった。
もし同じ所に癌が出来上がってもそれはダメージが蓄積されている場所になるので
そこに更に放射線を当てたら正常な細胞もダメージを受けてしまう逆効果ということだ。
父が放射線をした理由は抗がん剤がほぼ効かなくなってしまったからだ。
つまりこの先癌が大きくなったらあとは手立てがない。
何もできない。
現実が辛い。