例えば仕事中、社内を移動中に「お疲れさまでーす」「こんにちはー」と挨拶される
でも俺は歩いているから、軽く頭を下げながら「お疲れさまでーす」「こんにちはー」と挨拶しても、そのときには相手は遥か遠く後ろの方にいる
精一杯首を曲げても、頭を下げてる先は虚空で、声も誰もいない方向へ届いてる気がする
止まれよと思うかもしれないが、俺もそう思う
でも俺は、なぜか昔から歩いていて止まることができない
というか周りの動きがあまりに遅すぎて、逆にその流れていく速さに俺が対応できていない
だから先に挨拶するように心がけてはいるが、それでも俺が気付かないで不意にやられると、止まれないから、どうしても変な方向へ挨拶してしまう
戻れよと思うだろう
俺もそう思う
でも戻れない
あっ、と思ったときには10mは彼方にいるし、止まろうか戻ろうか悩んでる内に、気付けば見えなくなっている
というか、挨拶に限らず、なんならすれ違いざまの軽いやり取りも、相手が一瞬で後方へ流れていくので、一人で喋ってることがよくある
もっと言えば、歩いてる途中、なにか目について確認しようとしても、どんどんどんどん景色が後ろに遠ざかっていって、見るに見れないことが多い
自分の悪いところだとは思うんだが、どうすればいいのか分からず、ほとほと困っている
急ブレーキって危ないし、どうやってみんなその辺のコントロールをやっているのか教えて欲しい
ちなみにネタじゃないです
わりと本気の悩みです
いつも「あっス へへへ…」って愛想笑いしてたら通り過ぎてる