コンピュータが生まれる前は「人間らしさ」といえば理性を指した。感情的になることは動物的とされ論理的に考えることができることこそが動物と比較して人間的であるとされてきた。
コンピュータが生まれロボットのお話が流行りだしてからは「人間らしさ」は今度は感情的であることを指すようになった。ロボットは非情であるが人間には感情がある。人の温もりというものが人間的とされるようになった。
最近は人間より賢いAIが実際に出てきた。世界中の人々がお金を湯水のように注ぎ込んでいるので今後もどんどん発展するだろう。そのうち「人間らしさ」はアホらしさを指すようになる。人間が「猿らしさ」を人間に対して覚えるのはその人間がバカな時である。同じように「人間らしさ」があるものというのはアホであるという意味になることだろう。