2024-01-24

絶望した

俺は普段本なんか読まない。

本に書かれていることはあくまフィクションで、現実じゃない。

から読んでも無駄だと思って生きてきた。それでも自分の中には自分哲学があり、それを指針として生きてきたし、この考え方は自分特有のものだと思って生きてきた。

しか最近、人に勧められてある哲学書を読んだ。すると書いてあったことは自分がまさに社会に出て三十年の間に培ってきた己の哲学とほぼ同様のことが書いてあった。

それが非常にショックだった。この考えは、自分特有のもので、仕事や周りの人間関係、それらによって培われた自分だけの、自分自身の考え方だと信じていたからだ。

まさにアイデンティティだった。それがこの本の中には、同じようなことが書いてあった。

共感されて嬉しい、というよりも絶望感の方が強かった。

俺のこの三十年は何だったのか。この本をもっと若いうちに読んでおけば、俺はもっと早くにこの境地に辿り着いていたのかもしれない。

しかった。自分自身を否定されたような気がした。

でも今更自分の考え方を変える気にもなれない。

俺はどうすればいいのだろうか?

  • 100倍読んでいないと書けないくらい書く方が難しい 独りよがりでないことを誇ったほうがいい 道しるべしかないんだから

  • まずどんな哲学なのか説明するところから

  • しかし最近、人に勧められてある哲学書を読んだ。すると書いてあったことは自分がまさに社会に出て三十年の間に培ってきた己の哲学とほぼ同様のことが書いてあった。 浅田彰でも...

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