母はコロッケもソースをつけない。どうかしてんじゃねえのかコイツはと思っていたけど、街の肉屋で買って食うコロッケはソースなんかつけなかったと言っていて、初めてなるほどなって思った。
でもこれは別に理屈が通っているというより、母個人の感性はアテにならんけれど一定程度の範囲で受容されている(た)食文化には何らかの権威や正当性を見出しているというだけの話のような気もした。
おれは教養主義というか権威主義的なものが大嫌いだし美味しんぼの受け売りを語る奴は全員死ねと思ってる。まず個人の快不快ありきだろうと常々思っている、と信じていたけれど結局は権威にあやかってる自分を恥じた。
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