2023-10-27

日本人プログラマー生産性は実は高い

生産性と聞くと高品質のものを沢山作る能力のように思える。確かにそれも一つの側面だが、計算式には人件費も加味する必要がある。

生産性とは投資金あたりの利益のことである

アメリカプログラマーが「高品質のものを沢山作る能力」が日本プログラマーの3倍あるとしよう。

アメリカプログラマー人件費は1200万円、日本プログラマー人件費は400万円。

日本プログラマーが「特定品質のものをどれだけつくれるか」に関する能力をxだけ持っているとすると、

日本プログラマー生産性 = x/400

アメリカプログラマー生産性 = (3x)/1200 = x/400

まり生産性が同じなのだ

ではなぜ日本プログラマー生産性が低いと言われるかというと、ビジネスが下手で利益を出せないかである

能力に関しての開きは3倍だったかもしれないが、ビジネスの魅力に関する開きは100倍に及ぶかもしれない。

良質のプログラマーを何人投入したところで、利益が出せないようでは、ビジネスのもの生産性は落ち込むだろう。

要するに、プログラマー生産性ではなく、ビジネス生産性が低いのである

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