つながっているとしたら特異点に落ちていった物質はこの宇宙から消える。
消えた質量は重力を発生しないから特異点には重力がないことになる。
特異点ほどの強大な重力がはたらけばそこへ落ちる物質も半端な量ではない。
大量の物質が消えればブラックホールは蒸発を待たず比較的短時間で小さくなって特異点を維持できない一定の大きさに収束すると思われる。
仮に
特異点が生まれる→特異点にあるものがこの宇宙から消える→特異点が消失→また物質が極限まで圧縮されて特異点が生まれる
というサイクルだったとしても同じ。
特異点は空間の歪みが無限大であるので、物質が消える地点は我々から見て事実上無限遠にあり、そこで何が起こっていても観測できない
「無限遠」という考え方をすると特異点は無限の空間を持っているとも解釈できる。 無限の空間があれば物質は落ち放題なので周辺の物質をすべて飲み込んで裸の特異点ができる。 だが...