2023-05-23

たいへん素晴らしい設計やさんの話

昔々あるところに

優秀な設計屋さんがいました。

彼の悩みは、部下が自分レベルまで育ってくれないことでした。

そこで、ある本に書いてあった「優秀な部下を育てるコツ!」を試してみることにしました。

まず、客先に部下一人で営業しに行かせます

そこで、お客さんの要望を聞き、どんな家にしたいかプランを練ってこさせます

お客さんの要望を元に、部下に下絵を書かせます

下絵が自分レベル(お客さんの要望関係ない)まで達していないので、リテイクします。

部下の書く下絵が、自分レベルまで達するまで、リテイクを続けます

下絵と概算の見積を提出する期限ギリギリまで、続けます

(お客さんから催促が来ても、部下を育てるためなので関係ありません。)

自分レベルまで達したか時間切れの場合に下絵と概算の見積を提出します。

結果的に、お客さんの要望をより多く踏まえた案(一番最初の下絵)が採用されます

これにより、優秀な設計やさんは、優秀な部下を手に入れたのです。

しかし、優秀な部下はメンタルをやられてしまい、次々と辞めていってしまいました。

そして優秀な設計やさんは、一人になりました。

しかし、なんの問題もありません!

なぜなら彼は、この会社で最も優秀な設計者だったからです。

めでたしめでたし

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