オナニーマスター黒沢読んだ。びっくりするくらい惡の華だった。
ああいう思春期の自意識や視野の狭さを煮詰めたジュブナイルが大好き。
でもああいう話ってどれもこれも、結局人との関わり合いが人生のリアリティだよねって所に着地してちょっとつまらない。
人生の根源的な悩みを忘却して、奥底に追いやってたまるか、なんて実存主義的な価値観に傾倒したっていいじゃないと思う。
その点桐島、部活やめるってよは私の琴線をベシベシとスラッピングしてきた。
映画が大好き。でもきっとプロになんかなれない。
それでも自己満足でいい、という言ったら開き直りのような生き方を「憧れと繋がっている瞬間を感じる」という素敵な言葉で語っていたから。
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