「無知の知」って、一度無知を認めて真摯な知の探求の出発点を定める言葉だと思うんですけど、無知への開き直りだとか、利口ぶって他人をバカにする方がバカなんだっていう安っぽい道徳だとかの意味で使う人が多い気がする。
自戒の気持ちは大事ですけど、自分は他人をバカにできるほどの身ではないという自覚と謙虚さはあるんだ、といつまでも予防線を張ってもしょうがないでしょう。間違える事を恐れすぎだと思う。
どう考えたってバカとしか言いようのない人間、発言だってあるのだから、それを「バカって言う方がバカ」というのはナンセンスだ。
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