正月休みに甥っ子が遊びに来て、リビングで何やら騒がしくしていた。
覗いてみると、低学年の息子と甥っ子は向かいあって正座していた。
何やら真面目ぶった表情をしている。
息子&甥っ子「「ナン!!wwwwww」」
ふたりで楽しそうに笑い転げている………。
しばらくすると正座に座り直し、今度は甥っ子が同じことを言い始めた。
ターンが入れ替わったのだ。
観察の結果、次のことが分かった。
❶ ごはん、と言うタイミングで手を打ちならす。しかし、両手を打つ場合があるし、片手で膝を打つ場合もある。相方はその様子を注視している。
❷ パン、と言うタイミングではふたりで手を合わせる。ただし、片手の手のひらだけを出す場合もあるし、両手を出す場合もある。
❸ ナン、と言うタイミングでは目を合わせて、ふたりとも両手を上げる。直後に必ず笑い転げる。
どうやら息子が考えたゲームらしい。
勝利条件も、詳しいルールも、楽しいのはどこなのかも教えてくれなかった。
「どういう遊び?」とたずねると、「日曜日はナン」としか答えてくれない。
名前っぽい。