インターネットでは日夜いろんなところから「こんな表現は許されるのか?」みたいな話が出るけど、この手の話を見かけたら必ず『共産党宣言』の存在を思い出してる。
『共産党宣言』ってそれなりの規模の本屋に行けばほぼ確実に置いてある本だけど、あれに感化された人間がやったことは凄まじい。共産党も非合法時代はいろいろやらかしてるし、新左翼に関しては言うまでもない。
これだけの規模と数の事件を起こした共産主義を広めた本なんて発禁にされても文句は言えないだろうに、今でも販売されて続けている。
このことを思い返すと、不愉快になったくらいで本などの様々な表現の正当性を考えること自体、その価値基準の適当さに笑えてきてしまう。
ところがどっこい欧米では、敵の思想書はすぐに発禁処分になるのだ。 米国版のニーメラーの詩が冒頭の共産主義者のくだりを削除してるの、マジでカスだと思う。
まあ最近は不快だからじゃないステレオタイプの再生産ガーとか非現実的なトンデモ悪影響があるように語ってるけど それだってテロリスト生み出す本には勝てねえわな
心情的にはそうだそうだと言いたくなるが同時になんか詭弁っぽいなと思う。 酒を流通させておいて〇〇を規制するのか論だよねこれ。 ガンジャマンが熱を込めて酒の害を訴えても、...