銃撃犯は単純に暴力によって世論を動かしたんではなく、最終的に銃撃に至るまでの物語、ストーリーの力が作用している。
それは、政権与党がカルト宗教に熱心にエールを送っていた、カルト宗教からの選挙協力があった、世論はそれを見逃し続けた、その裏では、カルト2世の銃撃犯の崩壊、能力があるにも関わらず社会に冷遇され、政治や警察にも見放され、ひとり復讐のプランを練り実行した、という全体の物語。
多くの人が共感してしまう物語の力が世の中を動かすんだろう。共感されづらいポイントが多くなれば、同じ暴力でも人の心は動かないはず。
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