例えば、皆新しいスマホを買い替えようと思って販売店へ行ったとする。
陳列棚に並べられている新商品を選ぶ際に、絶対に「見た目」から選ぼうとするのではないか。
「見た目」である程度の候補を決めてから、次に機能面でどれが欲しいかを絞り込んでゆく。
なのでルッキズムは今後も無くなることは無いだろう。
人間とスマホは違う、と反論するかもしれないが「自分がどれを好きになって選ぶか」という本質は何も変わっていない。
米国では、履歴書に写真を貼るのも禁止しているルールになっているらしい。
もしも「見た目で選ばれるのを防ぐために、新商品を陳列しないしパンフレットも一切作らない」販売店やメーカーが現れたらどう思うだろうか。
そもそもルッキズムという概念自体が 「美しいものを好む本能を文化で抑え込む挑戦」なので、 そりゃあ永遠になくならないだろう。 「その本能はいけないものだ!」と厳しく教え...