遠い昔に言葉が生まれたときか、その少し前に名前が生まれた。
そのときにはじめて個人というものが生まれたのかもしれない。
少しピンと来ないかもしれないがある集落が存在していたとして、
その集落に別の集落の人が訪れたときにお前たちの集落の名前は何だ?
と問われて答えたときにはじめてその集落という存在が確立されるような感じだろうか。
あるいは幕末にお前たちの国の名前は?国歌は?と問われたときに日本という国が誕生したのと同じ感覚かもしれない。
言葉が生まれる前、集落の中で役割をこなしながら集団で暮らしていた時はもう少し他者と自分の境界線が曖昧であった可能性はある。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:52
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うんち