2022-03-29

愚妻とは「“愚かなる自分”の妻」のことだった??

https://getnavi.jp/book/227171/

このサイトに、

ちなみに、尊敬する人生の先輩は、いつも「愚妻」と称している。愚妻って、謙遜とはいえなんだか妻のことを悪く言っているようで、正直あまりいい気持ちがしなかった。だが、「愚」は自分のことを表しており、「愚かなる自分」の妻、という本来意味最近知り、これまた勝手に気恥ずかしい思いをした。なお、本書ではこのように紹介されている。

■妻の場合

相手側:奥様、ご令室

自分側:妻、家内女房、愚妻

ニッポンのおつきあいとしきたりの心得帖』

やはり、「愚妻」はマナー的にも◎だったようだ。さすがは先輩!

とあるのだが、まるで『ニッポンのおつきあいとしきたりの心得帖』に、「愚妻とは「“愚かなる自分”の妻」のこと」と書いてあるかのような「やはり」だ。

しかし、調べてみてもそんなことどこにも書いていない。

「愚妻とは「“愚かなる自分”の妻」のこと」の出典はどこにあるんだ?

まあ、そんなもの無いのだろうけど。

  • 1928年刊行の松下大三郎「改撰 標準日本文法」には、「所有卑稱」の例として「愚妻」が挙がってるね。 所有卑稱 所有卑稱はその物の所有者を卑しめていふ相である。所有卑稱には ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん