誰もが欲しがっているのは「自分が救われる物語」。受験、就職、恋愛、結婚、離婚、自己実現、趣味、ネット上での悪口でさえ、「自分が救われる物語」を信じて、少しでも現実をそれに寄せようとするアクションとして理解することができる。
問題は、信じる物語が揺らいだり、信じられる物語が見つけられなかったりするとき。
新興宗教、怪しげな代替医療、陰謀論などが流行ってしまう原因は、現代における物語の不確かさなのではないだろうか。
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