2021-09-29

今更に「動物化するポストモダン」を読む

平成オタクは、人間という個の人格を、

体のパーツであったり、性格性質であったり、

年齢であったり、関係性であったり、

そういった個々の要素に分解して記号化し、

その要素自体、あるいはその組み合わせに「萌え」を見つけてきた。

しかし、そのような楽しみ方はついに行政からストップがかかり、

人格を持った多様な姿」でキャラクターを描くことが求められる。

今、昭和平成オタクはこのような動きに反発しているが、

おそらくこの流れは止められないんじゃないかと思う。

今後、令和のオタクは新たな表現模索していかなければならない。

個人的には、それが少し楽しみでもある。

  • 著者が馬鹿だと広く知られるようになってから、改めて読むと、やはりそうかと納得する点が多いよね。

  • なろうやラノベの「母親」って母親とは到底思えないただの女で気持ち悪くなる

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん