蓮舫の恫喝的な質問に対し、ヘロヘロな様子を見せながら菅首相が回答を繰り返す様子が中継されていた。
いま立憲民主党が30代以下の若者から全く支持されない理由が凝縮されていたシーンだ。
蓮舫のやり方は、就前で固有人物を恫喝するという、一般企業でやったら「パワハラ」「いじめ」と見做されるものだ。
菅首相はその理不尽なパワハラに耐える弱い人、というシーンが演出されてしまっていた。
これを見た、パワハラが大嫌いな30代以下の若年層が、立憲民主党と自民党のどちらを支持するかは言うまでもないだろう。後者だ。
蓮舫の言い分の妥当性は関係ない。たとえ内容が100:0で蓮舫に分があるものであっても、印象は0:100で菅のほうが優位だ。
立憲民主党の今のやり方は60代以上の爺さんには受けるだろうが、若年層からは総スカンを喰らう。これを根本的に変えない限り、セガサターンのような末路をたどるだけだろう。