2020-12-19

SNS上で使われるようになった経緯はよくわからない

以前から「同じネタや話を何度も使う」ことを「擦る」と呼ぶことはあったようだが、特にここ数か月でよく使われるようになったと感じる。

「擦りすぎ」というワード検索してみると2020年はじめまでは月に20件以下だが、ここ数か月は月に100件ほど使われており、かなり使用頻度が増えている。

(「擦られてる」で検索したほうが分かりやすいかもしれない)

そのため「擦る」が新しい意味で使われていることに、困惑している人も見受けられる。

作品語りで使われる都合上、意味を知らないと「あてこする」「他の作品話題に擦りつける」というようなイメージで捉えられたりもするが、それは誤りのようだ。

体感では「ネタの使いまわし」という否定的ニュアンスよりも、「何度も話に出されるくらいに魅力的、印象的」といったプラスイメージで使われることが多いように思う。

お笑い用語、もしくは格ゲー用語だった「擦る」が、新しいニュアンスを加えつつオタク語りとしての「擦る」として受容されつつあるのかもしれない。

オタク語りのネットミーム「擦る」の意味 - ニートが始めるUE4開発日誌

https://noroue4.hatenablog.com/entry/2020/09/15/212920

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